ベクトログ

徒然を赴くままに

子供に住んでほしい街

僕は海外に行くことが好きです。

日本では考えたこともないようなことに触れられることがあり、好奇心を揺さぶられます。

 

昨年、ロンドンにいってきました。僕は、将来、自分に子供ができれば、ぜひ高校・大学までに一度はロンドンに住んで欲しい、そのために必要であれば支援してあげられるようにしたいと思いました。

 

ロンドンには1週間ほど滞在しただけで、現地で仕事をしているわけでもないですが、自分が見て感じたありのままの姿からそう思いました。僕が子供に勧めたい理由が次の3つです。

 

まず、ロンドンは、思ったより安全です。

僕自身、現地に知り合いがいるわけでもなく、一人で出歩いていましたが、夜でもあまり身の危険は感じませんでした。そしてどこの国でもいるように、物乞いは話しかけてきますが、彼らがなぜかフレンドリーで、常にスマイルでした。施しを断っても、スマイルでした。たまたま、ということもあるでしょうが、最低限の警戒さえ怠らなければ、安全です。

 

2つ目は、ロンドンでは主要な美術館・博物館などが無料です。

ロンドンはさすが古くからの歴史を持つ街で、大英博物館をはじめとする、有名な美術館・博物館が数多くあります。そして、これらの多くの入場料は無料となっています。また、館内にはボランティアの係員が多くいて、社会教育で訪れていた子供たちに、各展示物の前でレクチャーを行っていました。そのレクチャーの仕方も、相互対話式で、日本の詰め込み型の教育とは異なる、魅力的なものでした。こういう環境でこういう教育を受けていれば、日本にいるよりもアート・デザインに対する感性を高められると思います。

 

3つ目は、いわずもがなですが、ロンドンは多文化の街です。

白人はもちろん、東洋人、アフリカ系、中東系など多種多様な民族が住んでいて、私のように日本人が一人でいても、ツーリストのような目で見ません。ここでは、外見・宗教・考え方など、違うことが普通です。違うことを尊んでいる文化が根付いていると感じました。たくましく、臆せずに成長していける場所だと思います。

 

とはいいつつ、子供には自由に何でも挑戦してほしいなと思います。結婚もまだしてませんけどね。

最近、自分とよく向き合うことができていて、もっと考えていることをうまく言葉にしたいと思う限りです。